経営理念とは?額に飾る言葉ではなく、迷ったとき戻る場所
会議で意見が割れたとき、あなたの会社には戻る場所がありますか。
ひとことで言うと

経営理念とは、
くわしく
経営理念は、社長が迷ったとき、社員が判断に困ったときに戻る場所です。新しい事業を始めるか、どんなお客様と付き合うか、どんな人を採用するか。そうした判断のよりどころになります。
よく似た言葉との関係は、次のように考えると分かりやすくなります。
- 経営理念:会社が何のために存在し、何を大切にするか
- 社是:会社として「これが正しい」と定めた基本方針
- ミッション:会社がどんな世の中をつくりたいか
例
京セラの経営理念の最初には「全従業員の物心両面の幸福を追求する」という言葉があります。社員の人生を大切にすることが、会社の目的の中心に置かれています。
中小企業ではどう使う?
会議で意見が分かれたら、「経営理念に照らすと、どちらか」を問いかけてください。理念が判断に使われるほど、社員は自分で考えて動けるようになります。
4つの要素とのつながり
経営理念は哲学の中心です。理念があるから戦略の方向が決まり、組織がまとまり、コミュニケーションに一貫性が生まれます。
最後に
迷ったとき、理念に戻れる会社と、目の前の数字で決めてしまう会社があります。理念は飾るものではなく、判断に使うものです。戻る場所がある会社は、他社と比べて選ばれる必要がなくなります。それが戦わないブランディングの土台だと、私は考えています。
関連する言葉
理念/社是/社訓/ミッション/パーパス