ステークホルダーとは?組織は、社内だけでは完成しない
値下げの負担を押しつけた仕入れ先が、お客様に一番良い材料を届けてくれるだろうか。
ひとことで言うと

ステークホルダーとは、
くわしく
日本語では「利害関係者」と訳されます。株主だけを指す言葉ではなく、会社と関わるすべての人と組織が含まれます。
- 社内:社員と、その家族
- 取引の相手:お客様、仕入れ先、協力会社、金融機関
- 社会:地域、行政、これからの世代
私は、ブランディングの4つの要素のひとつである「組織」を、社内だけでなく、社外の取引先までふくめたものとして考えています。材料を届ける人、現場を支える人がいて、初めてお客様に価値が届くからです。
よくある失敗
- お客様と株主だけを見て、仕入れ先や協力会社を「下請け」として扱う
- 値下げの負担を、立場の弱い取引先に押しつける
- 社員の家族を、会社とは関わりのない人だと考える
例
協力会社の職人さんを、理念の説明会に招いている工務店があるとします。職人さんは、お客様の前で会社の考えを自分の言葉で話せるようになります。お客様から見れば、現場の誰に聞いても同じ答えが返ってくる会社です。(ここでは、わかりやすくするための仮の例です)
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中小企業ではどう使う?
- 自社のステークホルダーを、紙に書き出す
- それぞれが、うちと関わって何を得ているかを書く
- 何も書けない相手がいれば、そこが関係を見直す場所
4つの要素とのつながり
ステークホルダーは、社内と社外をあわせた組織そのものです。誰を幸せにしたいかは哲学が決め、誰と組むかは戦略が選び、それぞれにどう伝えるかがコミュニケーションです。
最後に
会社は、自分たちだけの力で立っているわけではありません。仕入れ先が良い材料を届け、協力会社が現場を支え、家族が社員を送り出してくれる。その全員を同じ組織の仲間として扱えるか。私は、そこに会社の器が出ると感じます。おかげさまの輪を広げることが、戦わないブランディングの土台です。
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