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我が社らしさの情報発信

弊社は室内の内装ドアや家具・住宅のインテリアを創っているメーカーです。メーカーといっても卸しではなく、すべてオーダーメイドでさせていただいています。ブランド戦略実践会の入会のきっかけは「動画マラソン」でした。今まで弊社は待ちの営業で、待っていたら仕事が来ていましたが、今は時代も変わり、そうではありません。私たちから発信し、発信したことに共感頂いたお客様と関係を築きたい、そう思っていましたが、やり方がわからず、動画マラソンをやりたいと思って入会を決めました。

 

ブランディングについて学ぶ前は、ブランディングは大手企業がするものだと思っていました。頭ではブランディングについて分かっていたものの、弊社もしなければならないと必要性を感じたのは、入会してから2ヶ月たった時です。特に某飲料メーカーのブランディングの事例を学んだ時に感じました。企業の考え方が短いセンテンスによってWebサイトで伝えられており、社外だけでなく、社内にも浸透しており、社員はそこで働くことに誇りを持っていました。それを知った時、弊社もそのような企業にならなければならないと思ったのです。かっこいい言葉だけを並べても意味がありません。等身大で、飾らない「本当の我社らしさとは何か」を考えるきっかけとなりました。ブランディングはかっこつけるものではなく、我が社らしさを表現するものだということに気づき、ブランディングに対するイメージ概念が変わりました。それからは、ブランド育成計画書を作りながら、飾らない「我が社らしさ」を追求しました。

 

また、アーキタイプについての学びも参考になり、今後は我社らしさをどう発信すれば他社との違いを出せるか、そこを考えなければならないことに気付かされました。難しいところではありますが、それを考えるということにわくわくも感じています。

 

今後は、ブランド育成計画書を活用し、学んだことを社内に具体的なカタチで落とし込みをしていきたいと考えています。また、弊社は新規事業として不動産事業を始めました。その際、動画マラソンの経験はとても役に立ち、なんのためらいもなく新規事業で動画を撮影・編集し、SNSで発信することができました。まだまだ、それをどのように集客につなげるか、企業イメージに合わせるかは課題がありますが、ブランディングを意識し、SNSでの発信はこれからも続けていきたいと思います。

 

株式会社筑紫工業 代表取締役 新内 一秋 様